子供が英語を嫌がった時どうするか
家で親が英語での語りかけを行っている場合です。
子どもの自我が芽生えてきて、周囲のお友達が英語を話していないということに気づいたタイミングなどで、英語いや!と言い出す事があります。
我が家の上娘も、3才頃に
No!! No English! Speak Japanese!
と連発する時期がありました。
当時は私も色々悩みたどり着いた考えを今日はまとめたいと思います。
大きく分けて次の2つです。
- 子どもがなぜ英語での会話を拒否するのかをまず聞き出す
- その上で対策を練る
1.子どもがなぜ英語での会話を拒否するのかをまず聞き出す。
これ、とっても重要です。
子どもがまだ小さいと、子どもに理由を聞くことなく親のエゴで英語を押し付けようとしてしまいがちなのです。
でもそれだと上手くはいきません。
根本の英語を嫌がる理由を取り除くには子どもとの対話が不可欠です。
子供が英語拒否をする根本的理由をちゃんと取り除いてあげる事が大事です。
ストレートに子どもに、なんで英語で話すのが嫌なの?と聞いてみてください。
上手く答えられないようなら、ママだけ英語話して〇〇ちゃんは日本語で返すならいいの? とか、みんなが日本語で話しているから〇〇ちゃんとママだけ英語なのが嫌なの?とか具体的に聞いてあげるといいと思います。
ちなみに我が家の娘はWhy don't you want to speak English? (なんで英語を話したくないの?)と聞かれ、
Becanse......We are Japanese! (だって私達日本人だもん)と答えていました。
ごもっともです。
娘の心情としたら、
ここは日本でみんな日本語を話している。
私達も日本人なのになんで私達母子だけ英語で話さなきゃならないの?
しかもママは、日本語で話していてもすぐ英語に変えようとするし。
日本語でいいのに。日本語がいいのに・・・。
英語を拒否する娘を前に、逆に焦って英語で話そうとる母(私)に対して強烈な違和感を感じていたのでしょう。
しばらくそれに気づかない私は、何とか英語での会話を!!と恐らく不自然に会話を英語に変えようとし続けておりました・・・。
今思うと何と娘に申し訳ないことをしていたのか。
すみません、話が少しズレました。
要するに小さな子どもだとしても、英語を嫌がる理由というのはちゃんと存在するのです。まずはその理由を突き止めて上げてください。
もちろん、子どももはっきりとした理由なんて分かってないかとも思います。
ぼやっと何となく英語話したくない、そんな感じのことも多いと思います。
でも、その、ぼやっが、どんな感じのぼやっなのか、少しでも具体的に聞き出す事が大事かと思うのです。
よくある英語を話したくない理由
・日本語の方が得意で話しやすいから話しにくい英語を使いたくない
・みんなが日本語で話してるから、自分も日本語がいい
・お友達に英語をバカにされた(今の時代、これは少なくなってるかとは思いますが。)
・日本語だけで何も生活に困らないから英語なんか話せなくてもいい
2.その上で対策を練る
ある程度子どもが英語を嫌がる理由が明らかになったら、
次は対策を練る番です。
子どもが英語を使いたくないと思う原因を取り除いてあげましょう。
我が家の場合に話を戻します。
その後娘の気持ちをようやく察した私は次のように娘に話しました。
日本語はとっても大切で、ママも日本語でも沢山お話したいんだよ。
ただ、世界には日本語を話せない人が沢山いてね、英語を話せたら沢山の人たちと友達になれるんだ!!
だから英語でも話せるようになったらいいな、と思うの、と。
すると、ママ日本語嫌じゃないの?とホッとしたような表情になった娘。
娘は、大切な母語である日本語が我が家の中で英語に取って変わられちゃうんじゃないか?というような漠然とした不安を感じていたのかもしれない、とその時感じました。
それと平行して、私達母子は、英語ネイティブの母子と仲良くなりました。
娘の目の前で英語での会話を繰り広げているお友達を見て、娘の間で英語というものが特別な言語でなくて、一つの実用的な言語として認識されたようです。
英語を話せると広がる世界が確かにある、そんな真実を娘は一つ学んだのだと思います。
そこからです。
娘は英語を拒否することがなくなりました。
日本語が私達家族のメインであることに安心しつつ、英語も話せる自分でありたい。
今上娘はそのように思っているようです。
子ども英語を実践されている方達のブログが沢山あります!
参考に良かったら読んでみて下さい☆
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