世界を見せると英語を好きになる
「英語」と「世界」は、切っても切れない関係性です。
子供が「世界」に興味を持つと、「英語」にも興味を持ちます。
「英語」を話せると、「世界」がずっと身近になります。
「世界」が身近になると、「世界」について沢山知ることができ、
子供の視野も広がり多様性を知ることも出来ます。
視野が広く多様性を知る子供は逞しく育ちます。
とにかく良いこと尽くめなのが、
子供に世界を見せてあげるということ。
国内だったら、国際的なフェスティバルに行ってみるのもいいし、
近くのインターナショナルスクールの催し物に参加してみるのもいい。
街中で出会った海外の方と話してみるのもいい。
もちろん余裕があれば、海外旅行に連れて行ってあげて、実際に現地の人たちの生活や考え方に触れてみるのもとてもいい。
世界地図を広げて、日本を見せてあげるのもいい。
世界は広いんだよ。
色んな国で色んな言葉が話されている。
英語が話せる人は世界に沢山いるから、英語を話せると世界にたっくさんお友達を作れるんだよ、そんな風に会話をしながら。
日本も素敵な国だけど、色んなすばらしさや美しさや切なさや悲しさが世界には沢山ある。
子供って本来とても知的好奇心が旺盛です。
自分の知らない世界を垣間見た子供は、もっと色んな世界を見てみたくなり英語に興味を持ちます。
是非一歩家の外に足を伸ばして、世界を少しでも見せてあげて下さい。
あ、注意点をひとつだけ。
英語が話せない子を突然インターナショナルスクールなどのサマースクールに入れるなどすると、逆効果になることもあります。 日本語が話せない疎外感だけ感じて終わってしまうことも。
子供の心に状況を楽しむ余裕がある状態で、世界を見せてあげる事がポイントです。
子ども英語を実践されている方達のブログが沢山あります!
参考に良かったら読んでみて下さい☆
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子供が英語を嫌がった時どうするか
家で親が英語での語りかけを行っている場合です。
子どもの自我が芽生えてきて、周囲のお友達が英語を話していないということに気づいたタイミングなどで、英語いや!と言い出す事があります。
我が家の上娘も、3才頃に
No!! No English! Speak Japanese!
と連発する時期がありました。
当時は私も色々悩みたどり着いた考えを今日はまとめたいと思います。
大きく分けて次の2つです。
- 子どもがなぜ英語での会話を拒否するのかをまず聞き出す
- その上で対策を練る
1.子どもがなぜ英語での会話を拒否するのかをまず聞き出す。
これ、とっても重要です。
子どもがまだ小さいと、子どもに理由を聞くことなく親のエゴで英語を押し付けようとしてしまいがちなのです。
でもそれだと上手くはいきません。
根本の英語を嫌がる理由を取り除くには子どもとの対話が不可欠です。
子供が英語拒否をする根本的理由をちゃんと取り除いてあげる事が大事です。
ストレートに子どもに、なんで英語で話すのが嫌なの?と聞いてみてください。
上手く答えられないようなら、ママだけ英語話して〇〇ちゃんは日本語で返すならいいの? とか、みんなが日本語で話しているから〇〇ちゃんとママだけ英語なのが嫌なの?とか具体的に聞いてあげるといいと思います。
ちなみに我が家の娘はWhy don't you want to speak English? (なんで英語を話したくないの?)と聞かれ、
Becanse......We are Japanese! (だって私達日本人だもん)と答えていました。
ごもっともです。
娘の心情としたら、
ここは日本でみんな日本語を話している。
私達も日本人なのになんで私達母子だけ英語で話さなきゃならないの?
しかもママは、日本語で話していてもすぐ英語に変えようとするし。
日本語でいいのに。日本語がいいのに・・・。
英語を拒否する娘を前に、逆に焦って英語で話そうとる母(私)に対して強烈な違和感を感じていたのでしょう。
しばらくそれに気づかない私は、何とか英語での会話を!!と恐らく不自然に会話を英語に変えようとし続けておりました・・・。
今思うと何と娘に申し訳ないことをしていたのか。
すみません、話が少しズレました。
要するに小さな子どもだとしても、英語を嫌がる理由というのはちゃんと存在するのです。まずはその理由を突き止めて上げてください。
もちろん、子どももはっきりとした理由なんて分かってないかとも思います。
ぼやっと何となく英語話したくない、そんな感じのことも多いと思います。
でも、その、ぼやっが、どんな感じのぼやっなのか、少しでも具体的に聞き出す事が大事かと思うのです。
よくある英語を話したくない理由
・日本語の方が得意で話しやすいから話しにくい英語を使いたくない
・みんなが日本語で話してるから、自分も日本語がいい
・お友達に英語をバカにされた(今の時代、これは少なくなってるかとは思いますが。)
・日本語だけで何も生活に困らないから英語なんか話せなくてもいい
2.その上で対策を練る
ある程度子どもが英語を嫌がる理由が明らかになったら、
次は対策を練る番です。
子どもが英語を使いたくないと思う原因を取り除いてあげましょう。
我が家の場合に話を戻します。
その後娘の気持ちをようやく察した私は次のように娘に話しました。
日本語はとっても大切で、ママも日本語でも沢山お話したいんだよ。
ただ、世界には日本語を話せない人が沢山いてね、英語を話せたら沢山の人たちと友達になれるんだ!!
だから英語でも話せるようになったらいいな、と思うの、と。
すると、ママ日本語嫌じゃないの?とホッとしたような表情になった娘。
娘は、大切な母語である日本語が我が家の中で英語に取って変わられちゃうんじゃないか?というような漠然とした不安を感じていたのかもしれない、とその時感じました。
それと平行して、私達母子は、英語ネイティブの母子と仲良くなりました。
娘の目の前で英語での会話を繰り広げているお友達を見て、娘の間で英語というものが特別な言語でなくて、一つの実用的な言語として認識されたようです。
英語を話せると広がる世界が確かにある、そんな真実を娘は一つ学んだのだと思います。
そこからです。
娘は英語を拒否することがなくなりました。
日本語が私達家族のメインであることに安心しつつ、英語も話せる自分でありたい。
今上娘はそのように思っているようです。
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親が日本語と英語の両方を使ったら子どもが言語を混同しないのか
子どもに英語を習得させたい場合、日本人の親が英語でも語りかけを行う事も珍しくなくなってきたのかな、と思います。
そこで、多くの人が感じる不安に、一人の親が英語と日本語の両方を使って子どもに話しかけたら、子どもは英語と日本語を混同して、英語と日本語ごちゃまぜで覚えてしまうのではないか、というものがあります。
OPOL(One Person One Language)と言って、バイリンガル教育をする時は言語を混同しないように、母親は英語で父親が日本語、など一人の親は一つの言語で話したほうがいい、という説もよく聞きました。
私も、OPOLの説を聞いた当初は私が2言語で話しかけていいのか悩みました。
でも、私が2言語を使って6年間子育てをしてみて、更に同じようなことをしている周りを見渡してみて・・・。
結論から言うと、親が最低限のルールさえ守れば1人の親が2言語で話しかけても心配ありません。
大切なので、まずその最低限のルールを説明させてください。
一つの文章の中に英語と日本語を混在させないことです。
親が子どもに2言語を使う時も、英語で話しだしたなら文の終わりまでは必ず英語。
日本語で話しだしたなら、文の終わりまで必ず日本語で話しかけてあげてください。
そこさえ抑えておけば、子どもが2言語を混同するリスクは極めて低いと思います。
私の経験をまずお話させてください。
上娘の場合
1歳半より、英語タイムの時はしばらく英語のみで会話をし、日本語タイムの時は日本語のみで私が語りかけをしていました。
娘は英語で質問すると自然と英語で返答するようになり、日本語で質問すると自然と日本語で返答してくれていました。
私という一人の人間が2言語使っていましたが、全く日本語を英語を混同することはありませんでした。
興味深かったのが、英語を拒否して日本語での会話を求める時期が上娘にはあったのですがその時のこと。
私が英語で話しかけると、No! Don’t speak English!と、英語は嫌なはずなのに、その意思表示も英語で行っているという矛盾(笑)
それくらい、英語で話すと英語で返答、日本語で話すと日本語で返答というのが娘の体に染み付いていました。
ただ、3才頃Spider web(蜘蛛の巣)など、特定の英単語は日本語で話している時に日本語の文章の中に英単語が混じる事がありました。
でもそれは、日本語ではそのモノの名前を思い出せない時だけです。
外で蜘蛛の巣を見る時は私達親子が英語モードで会話している事が多かったため、蜘蛛の巣を日本語で習得する機会があまりなかったためでした。
しかし、これも日本語で私がしばらく蜘蛛の巣という単語を使っていたら、娘も日本語で話すときは蜘蛛の巣と言うようになりました。
6才現在の今は、日本語に英語が混じることはほぼありません。
(英語でアニメを見た直後にそのアニメの話をすると、アニメで出てきた英語をどう訳していいかわからずに、日本語で話しているのに英単語が混ざることがあります。でもこれは至って当たり前で問題のない現象だと思っています)
下娘の場合
上の娘より私の英語での語りかけ頻度が少なく、3歳現在、英語のリスニングはある程度出来ますが、スピーキングはほとんどなく、日本語がかなり優位です。
そんな下娘には、英語で話しかけた直後に分かるように日本語でも同じ内容を話しかける事が多々あります。
You stepped on the leaf!
葉っぱ踏んじゃったよ! のように。
ですので、私自身が短時間の中で英語も日本語もごちゃまぜで話している事が多いです。
ただ、一つの文章の中に英語と日本語を混ぜることだけはしないようにしています。
でも、Petalって何?などと聞かれたら、Petalは花びらだよ!などと説明してしまっていますが。
そんな下娘、I want green はっぱ!
などと言うこともあります。
一見日本語と英語を混同しているようですが、これは違います。
英語で話したくて、話し始めてみたものの、葉っぱを英語で何と言っていいか分からないから仕方なく日本語を入れているだけなのです。
なぜそう言い切れるかというと、日本語で話している時には英語が混入することはまずありえないからです。
日本語では知っているけど英語だと分からない単語は多くても、日本語で知らなくて英語でなら分かる単語はないからです。
私の周囲で、親が英語と日本語の両方を使って子育てをしているケースでも、子どもが言語を混同して困るという話は聞きませんでした。
一時的に入り交じる事はありますが、混同してるわけではなく、片方の言語でしかその表現を伝えられない場合なので、もう片方の言語でもその単語を覚えれば混同はなくなってゆきます。
むしろ英語ネイティブでない母親だったとしたら、英語オンリーで子育てをするのはリスクです。
子どもには質の高い母語をたっぷり聞かせてあげる事が大切です。
より多くの日本の子どもたちが、言葉の壁なしに世界の人々と繋がる世の中になりますように。
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子ども英会話、基本は細く長く
2歳から英会話教室に通っていた子ども。
5歳頃に英会話教室を辞め、英語に触れない生活が続いたとしたら、あっという間に英語を忘れてしまいます。
悲しいですが、これが現実。
帰国子女で英語がペラペラだった子どもが、日本に帰国して完全に英語を忘れてしまうという話も聞いたことがあること思います。
私の知り合いにも5才前にアメリカから帰国した英語優位の女の子がいました。
帰国当時は日本語もたどたどしく英語訛りでしたが、半年もすると英語をあまり話せなくなり2年ほどする頃には普通の日本人のようになってしまっていました。
大人であれば一度英語が話せるようになれば、忘却はかなりゆっくりですが、子どもの忘却は猛スピードなのです。
ですので、英会話を始める時は、慎重にじっくり考えてからにした方がいいです。
年齢が小さければ小さいほど英語の吸収も自然と行えます。
でもその分、英語環境を与えてあげる期間がとても長くなるのです。
英語に触れてなくても英語を忘れなくなるのは、9才〜10才頃と言われています。
一方英語を自然に吸収出来る黄金期は1才〜4才くらいでしょうか。
一度英語を始めたなら、その間の期間は何かしらの英語環境をずっと維持してあげる必要があるのです。
ですので、子ども英会話を始める際は、それが持続可能なものかをしっかり検討するのが大切なのです。
余談ですが、早期に英語耳を作ってあげて、後は英語のアニメなどの視聴でリスニング力を伸ばしていく、という路線なら負担なく続けられます。
こちらのやり方は、細く長くではなく、最初は太くその後細くとなりますので、最初は親の労力も大変ではありますが。
又リスニングの維持は簡単ですが、スピーキング力は話す環境がないと衰えてはいきます。
それについては詳しくはこちらを読んで頂ければと思います。
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英会話教室・ネイティブ講師か日本人講師か
子どもを英会話学校に通わせることに決めた時に悩むことの一つについて考えていきたいと思います。
ネイティブ講師に教わるのか
それとも日本人講師に教わるのか。
どちらがいいのかの答えは一概には言えないと思うのです。
答えを導き出す際に下記の2点を考えるといいのではないでしょうか。
-
英会話スクールに通う目的は何か
-
ネイティブか否かより講師自体の力量はどうか
-
英会話スクールに通う目的は何か
目的によってもネイティブの方が向いている場合と日本人講師の方が向いている場合があります。
ネイティブの方が向いている場合
海外の人と接することへの抵抗感をなくすことが目的の場合は日本人以外がいいですね。あと日本語訛りの英語を少しも聞かせたくない場合も。ただ発音にはそこまで拘る必要はないと思いますが。
日本人講師の方が向いている場合
日本語での会話がすでに確立している年齢の場合、日本語で少しフォローした方が英語の定着率が高まる場合が多いです。
日本語が確立する前の1・2歳児なら、オールイングリッシュ環境の方がいいと思います。でも日本語が確立している年齢の子供に対しては、英語ではどうしても伝わらない場合のみ、日本語で少しアシストしてあげるだけで英語の理解が進みます。
(下の娘がこのケースでした。日本語が確立した後に英語を入れていく際、日本語を少し使ってあげるとストレスなく英語を理解してくれました)
とはいっても、可能な限りレッスンは英語で行うのがいいです。ちょっとした指示や雑談もちゃんと英語で会話してくれる日本人講師を選んで欲しいです。
レッスンの半分くらいは日本語で、という先生も残念ながら少なくないのが実情です。
2ネイティブか否かより講師自体の力量を見ること
これ、とっても大切です。
ネイティブだからといって講師としての力量が高いとは限らないのです。
極端な話、こんなネイティブの講師だっています。
-
英語が話せるけど子どもの扱い方は分からない。
- 生徒が理解しているかも確認しないまま次々に聞き取れないような早い英語でレッスンを進めてしまう。
ネイティブか否かよりも大切なのは、講師としてどれだけ上手くレッスンを進められるかです。
子どもの理解を確認しながら、子どもに分かりやすい英語で上手くレッスンを進めてくれる先生を探すこと。
とても大切で親にしか出来ない大切な役割です。
講師が上手くレッスンを進めているかを判断するためには何件かの英会話教室に見学に行ってみることをお勧めします。
どこの英会話教室に通わせるか、よりも、どの先生に教わるか、の方がよほど大切です。
一番の判断基準は我が子の目の輝きです。
この先生のレッスンだと子どもの目が輝くな、という講師が見つかれば最高ですね!
そんな先生が見つかれば、子どもも英語を話すのがぐっと楽しくなるはずです。
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どの程度の英語力を子どもに付けさせてあげるか
以前、高度な英語力を身につけるには幼少期からの方がいいと記事に書きました。
でも高度な英語力なんて必要ないのではないか?
最低限自分の言いたいことが伝えられれば問題ないのでは?
そんな風に思う方もいらっしゃるかな、と思いました。
こればかりは各家庭の考え方だと思います。
高度な英語力はないけど、ある程度自分の意思を相手に伝えられるというのは正に今の私の英語力です。
旅先で少し会話を楽しんだり、仕事上の決まったコミュニケーションをこなす程度ならそれでもいいのかもしれません。
ただ、誰かと深く分かり合うには、それでは足りないと思うことが非常に多いです。
- 細かいニュアンスを伝えたくても、大雑把な概要を伝えるにとどまってしまう。
- 英語を話すことに気を取られ、肝心の話す内容をしっかり考える余裕が取れない。
- ネイティブ同士の会話に混ざりたいのに、手加減なしの早い英語は聞き取れない。
私は海外の方と話すのが好きです。
自分の知らない世界を知れて、思いもよらない考え方に刺激を受けたりします。
自分の視野の狭さを知れて、違う角度から物事を見るきっかけをもらえるのです。
だからこそ、今の自分の半端な英語力がもどかしいのです。
でも大人の私にとって、英語力の向上は簡単ではない。
これからの子どもたちが生きていく未来は、恐らく今よりも更にグローバル化が進んでいるはずです。
海外の人たちと交流する機会も必要性も増えるはず。
そして、世界の非英語圏の国の方達の英語力も、日本の平均英語力よりも圧倒的に高いレベルです。
そんな中で内容の深いコミュニケーションを取るには、高度な英語力は不可欠だと思うのです。
翻訳の技術が進むと言っても、皆が盛り上がっている英語の雑談の中、一人だけ翻訳機を使ってては、そもそも会話のスピードに付いていけません。
会話の間やトーンだって伝わりません。
高度な英語力を身につけることで、
様々な価値観を持つ世界中の人たちと心の奥から分かり合えるようになって欲しい。
些細な雑談で笑い合ったり、リラックスして会話を楽しんで欲しい。
世界は広いから。
物事の視野は無数にあるから。
子どもの頃なら高度な英語力も楽しみながら身につけられるのです。
英語を聞き取る英語耳の獲得は子どもの得意分野です。
少しでも多くの日本の子どもたちに高度な英語力を身に着けてもらって、
世界中の人たちと分かり合える感動を感じて欲しいな、と老婆心ながらそんなことを思うのです。
『子供の頃(1歳半)に英語を初めた娘』と『大人になってから英語を初めた私』の比較
ズバリ、大人になってから英語を身につけた人間と子供の頃から身につけた人間の様々な違い、をまとめました。
どちらが良いとみなさん、思うでしょうか・・・。
大人になってから英語を身につけた私としては、子供の頃から英語を身につけた娘が羨ましくて仕方ないのですが・・・。
目次
私と娘の基本情報
私
大学に入ってから英会話を初めました。
英会話学校・9ヶ月ほどの海外留学・オンライン英会話・英語を話す職場で働いてみる・娘の英語育児で娘に英語で話しかける等あらゆる英語習得法を試しました。
が、残念なことに下手の横好きで英語のセンス全くなし。
英語の音を聞き取る耳のセンスなし・ブロークン英語でもガンガン話す度胸なし・単語を覚える記憶力なし・努力をコツコツ続ける才能なしなので英語に触れてない時期も多い。
下手の横好き。亀の歩みで、英語力の伸びは緩やかです・・・。
ちなみに国語と数学は得意だったので、学校の英語は読解力でカバーしているタイプでした。
ちなみに英会話学校勤務時代に多くの大人英語学習者を見てきましたが、残念ながら多くの人は英語学習に苦戦していました。
(関連記事:英語は大人になってからでも習得出来る?英語が出来る親や高学歴な親程、子どもに英語をさせない? - 子ども英語って幸せに繋がってるのね)
娘
いたって普通の女の子です。
英語が好きなわけではなく、1歳半からただそこにあったから英語に触れ続けていた。
自ら英語力を上げたいという思いがあって頑張っていたとかでは一切ありません。
英語のセンス等はあるのかないのかわかりません。
なぜなら、センスにあるなし関係なく日本で生まれ育ったら日本語を操れるように、環境さえ整えれば誰だって英語を習得出来るので。
現状娘がしていることと言えば、英語アニメ視聴を毎日楽しむことと、たまに英語絵本の読み聞かせをしてあげること、ごくたまに誰かと英語で話す機会があるといった具合で、特段英語での意識的な取組みは何もしていません。
英語の習得状況
リスニング・理解力
英語耳を作るのは圧倒的に乳幼児が有利!
その実験結果が私と娘です、悲しいかな・・・。
4歳過ぎくらいに娘は私のリスニング力を抜かしました。
私、勉強してきた割にリスニングは苦手です。
小さな子供向けのアニメならストーリーが理解出来るレベル。
大人のドラマもネイティブ同士の雑談も聞き取れません。
ネイティブが手加減してくれたら聞き取れます。
現在リスニング力アップの大きな壁を感じています。
大人が見るドラマを楽しめるところまで行けば楽しくリスニングの勉強も出来るのだと思うのですが、そこまでいってないので、リスニングの勉強を毎日行うのは相当の努力が必要です。
年齢相応の英語ドラマなどを楽しめるリスニング力がない
↓
つまらない為やる気が出ない。
↓
リスニング力停滞というループです。
娘のリスニングは私の真逆。
娘は年齢相応(6歳)のネイティブ向けのアニメを楽しんでみています。
My little ponyやプリンセスソフィア・アバロウのプリンセスエレナなど英語でみていますが、本人曰く言ってることが分からないことはほとんどないそう。
英語ネイティブの同い年のお友達の英語もほぼ言ってることは全部分かるそうです。
(私は残念ながらそのお友達がベラベラ話してる英語が聞き取れない事が多々あるのです・・・。この前娘が通訳してくれました。)
英語耳を作るには乳幼児期が圧倒的に有利なのを身を持って体感しました。
娘はリスニング力を付けるのになんっの苦労もしていないんです。
(代わりに私が娘の英語環境を作る努力をしました。娘の英語力を褒められる事がありますが、そんな時は褒められるべきは娘ではなく私なのよ〰!!と心の中で叫んでおります)
ある程度のリスニング力を付けてからは、娘はただ毎日笑いながらテレビを見ているだけ。
何度も言いますが、私はそんな娘が心底羨ましいのです。
余談です。
音楽家の方など耳の感度に優れている方は大人になってから英語を始めても私ほどは難航せずにリスニング力を身につけられる傾向にあります。
英会話スクール勤務時に生徒さんを見ていて感じました。
しかし、そんな方はごく一部ですけどね。
スピーキング
現段階では私のほうが娘より喋れます。
娘は相手の言っている英語は分かるけどなんて返していいか分からないときがある。
私はその逆で、相手の言っている英語さえ分かれば自分の言いたいことを伝えられるんだけど、というシチュエーションが多い。
大人は一度習得した会話は完全には忘れにくいです。
大人の私はしばらく英語を使っていなくても、少し英語を使い出すと出てくるようになる。
でも子供の娘はの英語で会話する機会が減った途端、みるみるうちに話せなくなりました。
娘と私は、娘が4歳前まで家庭内で3割程は英語で過ごしていたのでその頃までは娘の英語もスラスラ出てきていました。
でも私が母語を大切にしたいという理由と自分の英語力では娘との会話に限界を感じていたという理由から、母子間の英語での会話をほとんどしなくなってから、娘のスピーキング力は徐々に落ちていきました。
(ちなみに私が娘のスピーキングを幼少期のうちに伸ばすことを止めた理由はこちらです →英語を『話せるようになること』より『耳を育てる』ことが大切な理由)
今の娘は簡単な日常会話が話せるレベルです。例えば、
I want go outside and play!
This is mine, don't use this.
I’m hungry. Can I eat this?
といったような。
何か相手に細かい説明までは出来ません。
でもマレーシアに1ヶ月滞在し、現地の幼稚園に通っていた時、たまに言いたいことが言えなかった事もあったようでしたが、不便を感じるほどではなかったようです。
スピーキングは娘が小学校4年生くらいになったらオンラインレッスンなどでディスカッションなど取り入れながらレベルアップしていけたらなと思っています。
そうなればきっと私のスピーキング力もあっという間に抜いてしまうのでしょうね。
何といっても娘はその時には、私の何倍も英語のインプットが出来ているはずですから。
リーディング
私のリーディング力は、娘に英語絵本を読み聞かせる事で上達しました(笑)。
子供向けの本であればかなりスラスラと読めるように。
しかし私はそもそも英語のインプットが不足しているので、大人向けの書物を楽しめるまではいけていません。
一方の娘はまだ自分で読むより母親に読んでもらうほうが嬉しいようです。
でも、読もうと思えば小さい子供向けの絵本であれば感情もちゃんと込めながら読んでくれます。イレギュラーな新しい単語が出てくるとつっかえますが。
自分で読む楽しみに目覚めたら、英語の本も読んでくれることを願っています。
そうすれば、英語のインプットがしっかりある娘は、あっという間に私のリーディングレベルも超えていってしまうのでしょう・・・。
英語の習得の仕方
私が英語を習得するには、一に努力・二に努力・・・が必要なのに対し、
娘の英語習得は、一に楽しみ、二に楽しみ・・・です。
より実年齢に近い英語力を早期に身につけると、その後は英語を身につける為に努力はあまり必要ないようです。
後は英語で本を読んだり動画を見たりするだけで語彙力・表現力・リスニング力が身に付いていきます。
一方大人になってから英語を身に着けようとすると、自分の興味の対象と自分の英語力がかけ離れている為、英語で動画や読書を楽しむレベルに持っていくのは容易ではなく、英語を身につけるには努力が必要となるのです。
例えば、
プリンセスソフィアを英語で見ることは、
娘にとっては完全に楽しみ。
私にとっては、ストーリー的には物足りなく、楽しく何度も見ることは出来ず、英語の勉強と割り切って視聴しているだけ。
リーディングも、Barbieシリーズが今娘のお気に入りで私の読み聞かせを楽しそうにじっと聞いています。
娘は楽しみながらどんどん読書出来るけど、私にとっては勉強。
そりゃ娘の方が雪だるま式にどんどん英語力が付きますよね。
結論
大人になってからの英語の習得は、努力してなんぼ。
子供の頃からの英語の習得は、英語を楽しんでなんぼ。
英語耳(リスニング力)を作るには子供の頃から始めるのが圧倒的に有利だと私は身を持って体感しています。