子どもに英語を与えると、自分らしく逞しく生きていけるようになる
子どもに早い段階で英語を学ばせるのは何の為でしょうか・・・
学校で英語が得意になり、受験に有利そうだから?
将来英語が必要になるだろうから、早くから準備をした方がいい?
それよりももっともっと大きな利点があります!
子どもに英語を与えてあげると、早い段階で世界への扉を開けることが出来るのです。
子どもが多様な価値観に触れながら成長でき、自分らしい考え方を模索するきっかけを与えてあげることになるのです。
多様性を受け入れるということは、他者と違う自分も受け入れるということ。
より自分らしく生きていくことへのきっかけとなるのです。
私自身は大人になってからそういった考えを身につけましたが、子どもの頃に学んでいればもっと豊かな子ども時代が送れたのでは・・・と思わずにはいられないのです。
英語を通して多様な価値観を知る
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日本の常識や自分自身を客観視できる
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既存の固定観念にとらわれず自分らしくのびのび生きることが出来る。
詳しく見ていきましょう。
多様な価値観を知れる
caillouというアメリカのアニメがあります。
園児の男の子の家庭や園生活での日常を描いたものなのですが、随所に日本との物の考え方の違いや文化の違いを感じることができます。
私が印象に残っているストーリーなのですが、
『園生活の中で子供達が色々な楽器を持ち寄ってマーチングバンドを結成して楽しみ始めます。でも一人の女の子だけ楽器に興味がないからと言って加わりません。
隅の方でぽつんと一人でひたすらお絵かきをしています。
日本だとここで、ちょっとだけでもマーチングバンドに参加してみたら?やってみたら楽しいかもしれないよ!とみんなで声をかけ、最後はみんなで楽しく音楽を奏でながら行進をしている・・・となりがちですよね。
このアニメの展開は違いました。
お絵かきが好きな女の子が、しばらくすると急に笑顔になって何かを描き始めました。 それは皆が被るマーチングバンドの帽子。
最後はその帽子を被ったマーチングバンドの子供達が行進している横で、女の子がにこにこそれを見つめているところでストーリーは終了。』
仲間が何かを始めたからと言って、常に同調する必要はないかもしれない。
ちょっとしたアイデアで、自分の好きなことを生かして仲間たちに参加する方法だってある。
些細なことかもしれないけど、日本で日本の習慣にどっぷり浸かって生活していると気づかない価値観や考え方が、アニメの中にも散らばっています。
もちろん絵本にも。
It's ok to be differentという絵本も素晴らしいです。
みんな違ってみんないい。
これは日本語訳もされていますが、原文で読んだほうが、よりオリジナルなニュアンスが伝わりますよね。
可能であれば海外に実際に行ってみることが出来ればなおさら様々な価値観に触れられます。
マレーシアの幼稚園に少し娘を通わせましたが、日本のような細かさはなく、良くも悪くもおおらか。
こんな違った考え方をする人もいるんだ、って知っているだけでも、子どもの視野が広がりました。
日本・自分を客観的に見れる
英語を学ぶ前にまず日本語や日本の文化などを学ぶことが国際人としての第一歩だ、なんてせりふを耳にしたこともあると思います。
確かに日本語や日本を知ることは有意義なことであることに変わりはありません。
でも日本語を知るためには、英語を知ることが大きな助けになります。
例えば『Take a class』という表現と日本語の『レッスンを受ける』という表現を比べてみましょう。
日本語だと授業を受けるなのに英語だと授業を自分から取りに行くイメージ・・・。
日本語よりとても能動的なイメージですよね。
そういった言語の成り立ちの違いからも 日本語に結びついている日本の国民性を再確認したりします。
多様な価値観を知れる で紹介したように英語の本やアニメなどから知った価値観や考え方を通して、日本独特の習慣や価値観について自分の頭で考えてみることもできます。
日本について知るためにはまず他者を知ることがとても大切なこと。
子どもを一つの価値観の中だけで育てることはとても危険なことです。
子どもがもしそのコミュニティーの価値観と合わなかったら、そしてその自分とは合わない価値観が絶対的に正しいのだと思い込んでしまったら、自分の自己肯定感を損なってしまう可能性だってあります。
色んな価値観や物事の考え方が世の中には存在します。
世の中の物事の多くに正解はありません。
英語の世界に一歩足を踏み入れると、きっと子どもたちは色々な価値観の存在に気づくはずです。
いや、幼い頃から海外を知っている子どもはむしろ、世の中には多様な価値観が存在していると初めから知った中で成長してゆけるのでしょうね!
固定概念・こうあらねばならぬ から抜け出し 自分らしく生きることが出来る
多様な価値観を知っている子どもたちは、どのように成長するでしょうか。
自分と違う他者を認めてあげることができます。
自分が人と違っていても気にしません。
多様な考え方の中から、一番自分に合った考え方を見つけ自分らしく生きることができます。
上記すべて、自分と周囲が幸せに生きるために欠かせないものです。
『こうあらねばならぬ』を背負って生きることはとても息苦しいもの。
違うんです。
こうでもいいし、ああでもいい。
色んな人がいたっていい。
日本は単一民族国家
普通に暮らしていると多様な価値観に触れる機会って少ないですよね。
でも、『自分らしさ』が、たとえ周りの人と違ったっていいということに気づいてほしいと強く思います。
英語を通して見る世界から、ぜひそれを感じ取る子ども達が増えると 日本の子どもたちがもっと自由に楽に幸せに生きられるのでは、と願わずにはいられません。
ぜひ子どもの視野を広げてあげるためにも、子どもの自己肯定感を高めてあげるためにも、英語というツールを与えてあげて下さい!
子ども英語を実践されている方達のブログが沢山あります!
参考にされるといいと思います☆
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